ここでは、主に Unix 系 OS 上で動作する CafeOBJ について説明する。CafeOBJ がパスの通ったディレクトリにインストール済みであることを仮定する。
仮にシェルプロンプトを '%
' で表す。CafeOBJ を起動するには、シェルプロンプトから 'cafeobj
' とタイプする。コンソールの画面は四角で囲い、タイプライタフォントで表す。タイプすべき文字は下線を付けて表す。
% cafeobj -- loading standard prelude ;; Loading file /usr/local/cafeobj-1.4/prelude/std.bin ... ;; Loading of file /usr/local/cafeobj-1.4/prelude/std.bin is finished. -- CafeOBJ system Version 1.4.6(PigNose0.99,p2) -- built: 2003 Nov 17 Mon 4:54:00 GMT prelude file: std.bin *** 2003 Nov 27 Thu 23:17:29 GMT Type ? for help *** -- Containing PigNose Extensions -- --- built on CLISP 2.29 (released 2002-07-25) (built on snowrabbit.local [127.0.0.1]) CafeOBJ>
CafeOBJ が起動されると上記のような起動メッセージが出力され、プロンプト 'CafeOBJ>
' を出して、入力待ち状態となる。CafeOBJ のプロンプトは CafeOBJ の内部状態によって 'NAT>
' や '%NAT>
' など、'>
' で終了する様々な文字列に変化する。
CafeOBJ を終了するには、CafeOBJ プロンプトから、コマンド 'quit
' (または、その省略形 'q
') をタイプする:
CafeOBJ> quit [Leaving CafeOBJ] %
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